CSRブランディング
独創性の高い本業近辺で行うCSR活動は、他社との差別化を促し、ブランディング向上が期待できます。 つまり、CSRはビジネスオポチュニティーであり、成長戦略の一つの方法なのです。 CSRはブランディング・プロモーションとしての側面もあるのです。また、商品起点の考え方ではなく、 企業のストーリー・コミュニケーションからなる、「思いの起点」という視点が必要です。ストーリーがなければ創ればいい。 ストーリーがあれば整理すればいい。ただそれだけなのです。
また、企業ブランド・事業ブランド・製品ブランドなど複数の階層のCSRビジョンが必要になります。Webサイトや、「ブランド・ブック」(会社案内、コンセプト・ブック)にも落とし込み、CSRブランド戦略を取り決める会社も多いです。そして、戦略思考のCSR(競争優位の戦略的CSR)として、企業の経営理念やトップの意思と、CSR経営理念、CSR行動憲章、CSR行動基準を照らし合わして、適当なものかどうかを考える必要があります。
また、本業とまったく接点のない活動による、「経済的整合性の不一致」は避けるべきです。本業を活かす事で、企業らしさが表現できるのです。企業は利益を出すために活動をしています。社会貢献=ボランティアという概念が捨てるべきなのです。基本的な狙いは、社会から尊敬され夢のある企業として認知される事であるので、世の中に役に立つことであれば、収益をあげても構わないはずです。
ブランディングするということは、企業の価値そのものを、個々の消費者の頭・こころの中に所有してもらえ、企業や組織に利益をもたらす経営に欠かせない「無形資産」を生み出すことができるのです。また、生み出された「無形資産」は継承され、長期にわたって競争優位性を確保できるファンが増え、口コミによる宣伝が勝手に広がる広告活動費用のコストダウンが図れることとなります。
また、CSRブランディング活動により、社員の意識が高まり組織への帰属性が高くなり、共感を呼ぶリクルーティング活動が実現し、欲しい人材の確保が容易になる。ユーザー・社会への社会貢献を通じて、信頼や信用力が向上し、ブランディングにより生み出された無形資産は、継続的なキャッシュを生む長期的資産になります。CSR活動によるブランディングは、今までのブランドに厚さを加え、より強固なものとしてくれます。 これからのブランディングにはCSRが大きく関わってきます。
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