CSRと飲食店

飲食店としての競争力とは何なのか。

業態性、商品、接客サービスだけでなく、これからはCSR(企業の社会的責任)が求められてくると思います。その要素としては、食品の安心・安全への飲食店としての取り組み、環境問題に対する取り組みなどが挙げられると思います。

また、飲食店が直接、“農”に携わること大切だと考えています。 トレーサビリティ(産地の明記したメニューなど)も大切だし、 食の安全・安心を守り、お客様にそれを伝えて行く。 これは、他の業種の企業と同じく説明責任、情報の透明性、倫理的な行動をする必要があるからです。

また、飲食店は実店舗ということで、ISO26000でいうところの、 「コミュニティへの参画」というCSR活動もあると考えています。 店舗を構える地域への貢献・関わりを積極的にしていくことでPRにもなります。

これからは、このことが一つの飲食店としての競合力の向上になることと思います。 CSR活動におけるコミュニケーションがしっかりしていれば、 消費者の信頼も得られやすいし、差別化にもつながるからです。

今後数年後には後進国の人口増加や地球温暖化による食糧不足は確実と言われています。 地方では地産地消(地域生産地域消費)を推奨して、地元の農業従事者を応援しようという動きも出てきています。

実際は食材原価が高騰して如何に原価を下げるかという議論が先行し、このような話はきれいごとのように捉える方もいると思います。 しかし、価格勝負では、小さな店舗に勝ち目はありません。 飲食店にも、消費者にもメリットのある価値提供を目指す、 戦略的CSR活動が重要な時代になったのかもしれません。

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